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国内テニスツアーの橋本総業全日本テニス選手権（東京/有明テニスの森、ハード、賞金総額約2千6百万円/優勝賞金男女共に4百万円）は７日、女子シングルス準決勝が行われ、第７シードの澤柳璃子（日本）が鮎川真奈（日本）を7-6, 6-3のストレートで下し、澤柳は大会初の決勝進出を決めた。

勝利した澤柳は試合後に会見を行い、「ファーストセットは5-2までいって、リラックスして冷静になったんですけど体が動かなくなってしまって5-6になってしまいました。だけどここからさらに冷静になれて慌てなかったので、ファーストセットを取りきることが出来ました。」

「セカンドセットに入ってからも、もつれる展開が多かったのですが、終始慌てず落ち着いてプレーすることが出来ました。」と試合を振り返っている。

「自分のリターンでは鮎川さんのファーストサービスの確率が上がってきて、そこをうまくリターンすることが出来なかったです。自分のサービスゲームでは３球目で急いで攻めてしまったりというのがあってうまくかみ合わなかったです。」

「（勝つと決勝進出ということについて）あまり考えないようにしましたけど、決勝に行きたいという考えはよぎりました。いつも自分がやることは変わらないです。昨日と同じ姿勢でいろんなショットで相手を揺さぶってというのをイメージしています。今日の反省はポジションが下がりすぎてあまりうまくいかなかったけど、それなりに勝つことが出来てよかったです。」

決勝に向けて「いつもと変わらずいいプレーをしたいです。チャレンジャー精神でがんばります。」と答えた。

勝利した澤柳は決勝で第１シードの江口実沙（日本）と第６シードの瀬間詠里花（日本）の勝者と対戦する。

また澤柳は同日に日比野菜緒（日本）と組んで出場しているダブルス準決勝を控えており、第４シードの桑田寛子（日本）/ 米村明子（日本）組と対戦する。

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