国内テニスツアーの橋本総業全日本テニス選手権(東京/有明コロシアム、ハード、賞金総額約2千6百万円/優勝賞金男女共に4百万円)は6日、女子シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
江口実沙(日本)が第8シードの
加藤未唯(日本)を6-1, 6-3のストレートで下し、準決勝進出を決めた。
江口は試合後の会見で「苦手な相手だったのですが、出だしが上手くいってファーストもすんなり取れて、セカンドもちょっと危ない場面があったけど、ファーストを余裕もって取れたので。第2セット3-2でデュースが長引いたところを4-2に出来ところがポイントだったと思います。」と今日の試合を振り返っている。
苦手とする加藤について、「運動神経が良くて打っても拾われるし、スライスを交ぜてくるし、フォアも強力で何してくるのか分からないので苦手です。」
「1回戦に比べて緊張は取れてきましたが、欲しいポイントの時に力が入っちゃいます。自分的にはあまり上手くいってないところが多いのですが、スコア的に良いので、気持ちの問題かもしれません。もっと良い形で勝てるのではないかと思ってしまいます。」
「最近は自分よりランキングが上の選手と対戦する事が多くて、そうなるとどこまで出来るのかと試合中に考えるのですが、久しぶりに自分が一番上の立場になると、勝ちが前提と思ってしまいます。その中で内容の良いものを求めてしまうので(プレーと理想が)噛み合わないです。」
「誰と対戦する時でも今の対戦も大事ですが、今後もっと大きな舞台でどういうプレーが出来るようになるか、常に先を見越してプレーしていきたいです。」と答えた。
勝利した江口は準決勝で第6シードの
瀬間詠里花(日本)と対戦する。
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