国内テニスツアーの橋本総業全日本テニス選手権(東京/有明コロシアム、ハード、賞金総額約2千6百万円/優勝賞金男女共に4百万円)は3日、男女単複1回戦が行われ、女子シングルス第1シードの
江口実沙(日本)が
田中優季(日本)を6-0, 6-2で下し順当に初戦を突破した。
江口は試合後に行われた記者会見で試合を振り返り、「自分の思うようにはできなかったが、自分が思っていたよりは良いスコアで勝てたので、要所要所がきちんととれていた試合だったと思う。」とコメント。
第1シードでの出場については「すごいプレッシャーがある感じです。周りからもすごい言われますし、自分でも(自分が)第1シードだと思う部分はあるので。向かってこられている感じはするので、力は入るしプレッシャーはあります。」
さらに「欲しいタイトルです。今年、ここまで良い流れで来ているので、出来れば今年このままの勢いで優勝したい気持ちはすごくあります。」と意気込みを述べた。
また今年、WTAツアー初の本戦出場を果たすと8強入りし、昨年の最終ランキング289位から120位台まで飛躍を遂げたことについては「変わったのはフィジカルだと思います。去年の全日本の直後からトレーナーが変わって(トレーニングを)増やしました。動きがすごい良くなったのでコートの上で自分が出来るプレーの幅が広がったと思うし、そういう事が結果に繋がってきていると思います。」
「今までずっと打ってばっかりだったんですけど、それだけじゃ勝てないことをすごい感じたので、トレーニングをするようになって自分の守備範囲もすごい広がったし、それによって出来る術(すべ)が増えて、守るけど自分の攻められる点も増えて、動きが良くなることによって自分の出来ることが増えたのですごい良かったと思います。」と語った。
江口美紗は2回戦で、予選を勝ち上がり1回戦で
長谷川茉美(日本)を6-4, 6-0で下した
大前綾希子(日本)と対戦する。
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