男子テニスの3日付ATP世界ランキングが発表され、先日行われたBNPパリバ・マスターズ準々決勝で
D・フェレール(スペイン)を下して大会初のベスト4進出、さらにアジア勢男子初の最終戦出場権を獲得した
錦織圭(日本)が、前回から2つ上げて5位に浮上。自己最高位を更新し、アジア勢男子初となるトップ5入りを果たした。
先日のBNPパリバ・マスターズで錦織は、初戦となる2回戦で元世界ランク5位の
T・ロブレド(スペイン)、3回戦で
JW・ツォンガ(フランス)、準々決勝でフェレールと3戦すべてフルセットの末に勝利をおさめ、大会初のベスト4進出を決めた。
《錦織 最終戦出場「素直に嬉しい」》しかし、準決勝では王者
N・ジョコビッチ(セルビア)に全米オープンのリベンジを許し、マスターズ1000大会2度目の決勝進出を逃した。
《錦織vsジョコビッチの記事はこちら》ジョコビッチに敗れるも大会初のベスト4進出を決めた錦織は、5月に念願のトップ10入りを果たしてから、さらに上のアジア勢男子初のトップ5入りという歴史を塗り替えた。
今回、錦織が初出場を決めたATPツアーの最後を飾るATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は、11月9日から16日にかけて行われる。
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