男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、賞金総額約345万ユーロ/優勝賞金約57万ユーロ)は28日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-3, 6-4のストレートで下し、3回戦進出を決めた。
今大会は第16シードまで1回戦免除のためジョコビッチはコールシュライバーとの2回戦が初戦となる。
この試合、ジョコビッチはファーストサービスが入った時74パーセントの確率でポイントを獲得し、コールシュライバーに第1セット1度のブレークを許すも、試合を通じて3度のブレークに成功し1時間24分で勝利した。
両者は7度目の対戦となり、ジョコビッチはコールシュライバーに6勝1敗とし、2度目に対戦した2009年全仏オープン3回戦での敗退以来、5連勝としている。
勝利したジョコビッチは3回戦で
G・モンフィス(フランス)と第13シードの
J・イズナー(アメリカ)の勝者と対戦する。
世界ランク1位のジョコビッチは同大会2009・2013年と優勝しており、2連覇3度目の優勝を狙う。
さらにシーズンを1位で終える年間王者に向け、同ランク2位の
R・フェデラー(スイス)がここにきて差を縮めてきており、ツアー最終戦までの両者の成績によっては入れ替わる可能性があり、ジョコビッチにとって今大会の活躍が必須となる。
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