女子テニスツアーの最終戦、BNPパリバ・WTAファイナルズ(シンガポール/ハード、賞金総額650万ドル)は26日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第4シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を6-3, 6-0のストレートで下し、WTAファイナルズ3連覇を果たした。
この試合、セリーナはファーストサービスが入った時77パーセントの確率でポイントを獲得し、ハレプに2度のブレークを許すも6度のブレークに成功し1時間9分で快勝した。
両者は5度目の対戦となり、セリーナはハレプに4勝1敗とした。
セリーナは最終戦の予選ラウンドロビン2戦目でハレプと対戦し、その時は0-6, 2-6の完敗で自信を喪失していた。
《セリーナvsハレプ WTAファイナルズ予選ラウンドロビン》しかし敗戦後、コーチのパトリック・モラトグルー氏と話し合い、次の試合へのモチベーションを高め、次の
E・ブシャール(カナダ)戦ではストレートで勝利し、決勝トーナメントに進んだ。
《セリーナvsブシャール WTAファイナルズ予選ラウンドロビン》決勝トーナメント初戦となる準決勝では
C・ウォズニアキ(デンマーク)にサービング・フォー・マッチ与えるも逆転勝利をおさめハレプとの決勝に進んだ。
《セリーナvsウォズニアキ WTAファイナルズ準決勝》優勝したセリーナは
M・セレス(アメリカ)が1992年に達成して以来となるWTAファイナルズ3連覇を果たした。
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