女子テニスツアーの最終戦、BNPパリバ・WTAファイナルズ(シンガポール/ハード、賞金総額650万ドル)は23日、ホワイトグループのラウンドロビンが行われ、第2シードの
M・シャラポワ(ロシア)が第3シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)に3-6, 2-6のストレートで敗れ、0勝2敗と決勝トーナメント進出が苦しい状況となった。
両者は今回が9度目の対戦となり、シャラポワとクヴィトバの対戦成績は6勝3敗となった。
両者の直近の対戦は先日のチャイナ・オープン決勝で、その時はシャラポワがフルセットの末に下して今季4勝目、キャリア33勝目を上げた。
《シャラポワ優勝の記事はこちら》この試合、シャラポワは6度のダブルフォルトを犯し、ファーストサービスが入った時に獲得するポイントの確率が48パーセントと低かった。さらに、クヴィトバに8度のブレークチャンスから5度ブレークを許して1時間15分で敗れた。
世界ランク2位のシャラポワは、21日に行われた1試合目で第8シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)と対戦し、3時間13分におよぶ大接戦の末に勝利を逃した。
《シャラポワvsウォズニアキの記事はこちら》一方、勝利したクヴィトバは、ホワイトグループのラウンドロビン1試合目で第6シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)に2-6, 3-6のストレートで敗れており、ここでシャラポワに敗れると決勝トーナメント進出が苦しい状況となっていたが、1勝をあげて望みをつないだ。
レッドグループの結果は以下の通り。
【レッドグループ】
C・ウォズニアキ(2-0)
A・ラドワンスカ(1-1)
P・クヴィトバ(1-1)
M・シャラポワ(0-2)
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