女子テニスツアーの最終戦、BNPパリバ・WTAファイナルズ(シンガポール/ハード、賞金総額650万ドル)は21日、ホワイトグループのラウンドロビンが行われ、第8シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)が第2シードの
M・シャラポワ(ロシア)を7-6 (7-4), 6-7 (5-7), 6-2の大接戦の末に下し、決勝トーナメント進出へ向け前進した。
両者は今回が9度目の対戦で、ウォズニアキはシャラポワとの対戦成績を4勝5敗とした。
ウォズニアキとシャラポワは、今年の全米オープンの4回戦で対戦しており、その時もウォズニアキがフルセットの末に勝利をおさめている。
この試合、ウォズニアキはファーストサービスが入った時に66パーセントの確率でポイントを獲得し、シャラポワのサービスゲームを14度のブレークチャンスから7度ブレークに成功して3時間13分の大接戦を制した。
ウォズニアキは、今年の全米オープンの決勝で
S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れるも準優勝を飾っており、その後行われた東レ・パンパシフィック・オープンでは、決勝で
A・イバノビッチ(セルビア)に敗れて4年ぶりの優勝を逃した。
《ウォズニアキ準優勝の記事はこちら》同日行われたホワイトグループのラウンドロビンは、第6シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)が今年のウィンブルドン覇者で第3シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)を下し、決勝トーナメント進出へ向け1勝をあげた。
ホワイトグループの結果は以下の通り。
【ホワイトグループ】
A・ラドワンスカ 1-0
C・ウォズニアキ 1-0
M・シャラポワ 0-1
P・クヴィトバ 0-1
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