女子テニスツアーの最終戦、BNPパリバ・WTAファイナルズ(シンガポール/ハード、賞金総額650万ドル)は20日、レッドグループのラウンドロビンが行われ、第4シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が第5シードの
E・ブシャール(カナダ)を6-2, 6-3のストレートで下し、決勝トーナメント進出に前進した。
両者ともに最終戦初出場同士の対戦となったこの試合、ハレプはファーストサービスが入った時83パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ブシャールに2度のブレークチャンスを与えるもそれをしのぎ、4度のブレークに成功し1時間8分で勝利した。
20歳のブシャールはハレプのファーストサービスから4ポイントしか取ることが出来ず、30度のエラーを犯した。
「常に攻めるのが私のスタイルだけど、今日はまったくそれが出来なかったわ。シャープさを感じなかったし。だけどここから立て直して次の試合に向けて前向きに行くわ。」とブシャールはコメントしている。
23歳のハレプは「自信になったと思う、この大会で勝つチャンスが出てきたけど、これについては考えないようにするわ。」とコメントしている。
勝利したハレプは次の対戦で
A・イバノビッチ(セルビア)を下した
S・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。
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