女子テニスツアーで20日から開幕する、今季の大会獲得ポイント上位8名が出場できるBNPパリバ・WTAファイナルズ(シンガポール/ハード、賞金総額650万ドル)は18日、ドロー抽選会が行われ、ホワイトグループに入った第2シードの
M・シャラポワ(ロシア)は、ウィンブルドン優勝者の
P・クヴィトバ(チェコ共和国)と
A・ラドワンスカ(ポーランド)、全米オープン準優勝者の
C・ウォズニアキ(デンマーク)と対戦する。
シャラポワは3人との対戦成績は、クヴィトバに6勝2敗、ラドワンスカには10勝2敗、ウォズニアキとは5勝3敗と、いずれも勝ち越している。
シャラポワは「私はこのグループに満足しているわ。」とコメントし、先日行われたチャイナ・オープン決勝ではクヴィトバを破り、今季4勝目を上げている。
《シャラポワ チャイナ・オープン優勝》「私にとって全ての試合が挑戦だと思っています。今年何人かに負けているし、勝ってもいる。良い状態で試合に入ることが大事。」とコメントしている。
現在27歳のシャラポワは今季、全仏オープンの他に4月に行われたポルシェ・テニス・グランプリ、5月に行われたムチュア・マドリッド・オープン、チャイナオープンで優勝している。
《シャラポワ ポルシェ・テニス・グランプリ3連覇》《シャラポワ 全仏オープン優勝》シャラポワは昨年の同大会で準優勝している。
また、シャラポワと同じくホワイトグループのウォズニアキは全米オープン準優勝を果たし、世界ランクトップ10に返り咲き、復活のシーズンとなった。
ウォズニアキは「私はここにいるだけで興奮しているの、みんなタフな相手だけどチャレンジして素晴らしい試合になればいいと思う。」とコメントしている。
世界ランク3位の
S・ハレプ(ルーマニア)は同大会初出場。レッドグループに入ったハレプは「簡単な対戦ではない、だけどみんな強くて偉大な選手。私は試合を楽しんで勝つためにベストを尽くすわ。」とコメントしている。
大会は20日からスタートし、1万人収容可能なシンガポールのインドアスタジアムで行われる。
WTAファイナルズは今季の大会獲得ポイント上位8名が出場し、4名ずつ「レッドグループ」と「ホワイトグループ」にわかれグループで総当たり戦を行い、グループの成績上位2名が決勝トーナメントに出場することが出来る。
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