女子テニスツアーのチャイナ・オープン女子(中国/北京、ハード)は5日、シングルス決勝が行われ、第4シードの
M・シャラポワ(ロシア)が第3シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)を6-4, 2-6, 6-3のフルセットで下し、今季4勝目、キャリア33勝目を上げた。
この試合、シャラポワは10度のダブルフォルトを犯すも5度のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時59パーセントの確率でポイントを獲得し、クヴィトバから5度のブレークに成功し2時間28分で勝利した。
両者は8度目の対戦となり、シャラポワはクヴィトバに6勝2敗とした。
シャラポワは今大会1回戦で
K・カネピ(エストニア)、2回戦で
E・スイトリナ(ウクライナ)、3回戦で
C・スアレス・ナバロ(スペイン)、準々決勝で
S・クズネツォワ(ロシア)、準決勝で第9シードの
A・イバノビッチ(セルビア)を下し決勝に進んでいる。
今年4度目の優勝となるシャラポワは今季優勝したポルシェ・テニス・グランプリとムチュア・マドリッド・オープン、全仏オープンといずれもクレーコートの大会での優勝となり、ハードコートの大会での優勝は昨年3月に行われたBNPパリバ・オープン以来となる。
《シャラポワ BNPパリバ・オープン優勝の記事はこちら》また現在世界ランク4位のシャラポワは優勝した事により、6日に発表されるWTA世界ランキングで約1年ぶりとなる2位に浮上する。
準優勝のクヴィトバはウィンブルドンで今季初優勝を飾り、8月に行われたニューヘイブン・オープン、武漢オープン決勝では
E・ブシャール(カナダ)とのウィンブルドン決勝の再現を再び制し今季3勝を上げている。
《クヴィトバ ウィンブルドン2度目の優勝の記事はこちら》
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