女子テニスツアーのチャイナ・オープン女子(中国/北京、ハード)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
M・シャラポワ(ロシア)が元世界ランク2位の
S・クズネツォワ(ロシア)を6-0, 6-4のストレートで下し、準決勝進出を決めた。
両者は今回が12度目の対戦となり、シャラポワはクズネツォワとの対戦成績を8勝4敗とした。
直近の対戦は、先日行われた武漢オープン2回戦で、その時はシャラポワが逆転で下して3回戦進出を決めた。
《武漢オープンの記事はこちら》この試合、シャラポワはファーストサービスが入った時に74パーセントの確率でポイントを獲得し、クズネツォワのサービスゲームを5度ブレークに成功して1時間24分でベスト4進出を果たした。
準決勝でシャラポワは、第6シードの
A・イバノビッチ(セルビア)と対戦する。
シャラポワとイバノビッチは、過去に12度対戦しており、対戦成績は8勝4敗とシャラポワがリードしている。今回は13度目の対決となる。
同日行われたシングルス準々決勝では、今年のウィンブルドン覇者で第3シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が
R・ビンチ(イタリア)を7-6 (7-2), 6-4のストレートで下し、
S・ストーサー(オーストラリア)との準決勝に駒を進めた。
また、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が左膝の怪我のため、ストーサーとの試合を前に棄権を申し入れ、準々決勝で姿を消した。
さらに、第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)もイバノビッチとの準々決勝を前に棄権を申し入れたため、イバノビッチが労せずベスト4入りを決めた。
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