女子テニスツアーのチャイナ・オープン女子(中国/北京、ハード)は2日、シングルス2回戦が行われ、第16シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)と第3シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)の3回戦は、ヴィーナスのウイルス疾患のため棄権を申し入れ、クヴィトバは不戦勝で準々決勝進出を決めた。
クヴィトバが優勝した今年のウィンブルドン3回戦の再現となったこの試合、クヴィトバは試合前に「ヴィーナスとの対戦はいつも凄い対戦となるの、3回戦で当たるのはウィンブルドンと同じで早すぎるわ。」と意気込んでいたが労せず8強入りを決めた。
クヴィトバは準々決勝で
R・ビンチ(イタリア)と対戦する。
ウイルス疾患のため棄権したヴィーナスだが、今年のウィンブルドンでは妹の
S・ウィリアムズ(アメリカ)がウイルス疾患で姉妹で出場したダブルスを棄権している。
またセリーナは先週まで行われていた武漢オープン2回戦、
A・コルネ(フランス)と対戦中に体調不良を訴え途中棄権している。
同日に行われた女子シングルス3回戦、7試合の結果は以下の通り:
○S・ウィリアムズ(1) vs ●
L・サファロバ(チェコ共和国)(13) 6-1, 1-6, 6-2
○
S・ストーサー(オーストラリア) vs ●A・コルネ 6-4, 6-2
○P・クヴィトバ(3) vs ●V・ウィリアムズ(17) 棄権
○R・ビンチ vs ●
E・マカロバ(ロシア)(16) 6-1, 0-6, 7-5
○
S・クズネツォワ(ロシア) vs ●
A・ケルバー(ドイツ)(7) 2-6, 6-4, 6-3
○
A・イバノビッチ(セルビア)(9) vs ●
S・リシキ(ドイツ) 6-3, 7-5
○
S・ハレプ(ルーマニア)(2) vs ●
A・ペトコビッチ(ドイツ)(15) 7-6 (7-4), 5-7, 7-6 (7-1)
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