男子テニスツアーのバレンシア・オープン(スペイン/バレンシア、ハード、賞金総額約220万ユーロ/優勝賞金約39万ユーロ)は22日、シングルス1回戦が行われ、第3シードの
A・マレー(英国)が
J・メルツァー(オーストリア)を6-3, 6-3のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
この試合、マレーは10本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に81パーセントと高い確率でポイントを獲得した。さらに、メルツァーに3度のブレークを許すが6度のブレークに成功し1時間20分で勝利した。
両者は7度目の対戦となり、マレーはメルツァーに7戦全勝とした。
勝利したマレーは2回戦で
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-4, 6-2で下した
F・フォニュイーニ(イタリア)と対戦する。
マレーは同大会4年ぶり3度目の出場となり、初出場の2009年には優勝を飾っている。
11月9日から今季の大会獲得ポイント上位8名が出場できる、ATPワールドツアー・ファイナル出場を狙うマレーは、先週行われたエルステ・バンク・オープンで優勝した事により出場圏内の8位に浮上した。
《マレー優勝の記事はこちら》しかし、同大会の第1シードとして出場している9位の
D・フェレール(スペイン)、現在行われているスイス・インドアに出場し、2回戦進出を決めている10位の
M・ラオニチ(カナダ)とは僅差で、今週の大会結果や来週行われるBNPパリバ・マスターズの結果によっては出場が危ぶまれる。
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