男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、ハード、賞金総額約59万ユーロ/優勝賞金約9万4千ユーロ)は17日、シングルス準々決勝が行われ、大会2連覇を狙う第2シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が
J・ソック(アメリカ)を5-7, 6-4, 6-3の逆転で下し、ベスト4進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、ディミトロフはファーストサービスが入った時に78パーセントの確率でポイントを獲得し、ソックのサービスゲームを2度ブレークに成功して1時間58分で勝利した。
第2セットでは、ディミトロフのサービスゲームとなった第5ゲームで、ディミトロフはソックの強烈なリータンに対して、バックのスーパーショットを披露。ソックもディミトロフのショットに親指を立てた。その次のポイントでも、ディミトロフはソックのリターンをバックで観客をびっくりさせるスーパーショットを連発し、このプレーにソックは完全にお手あげ状態だった。
準決勝でディミトロフは、
B・トミック(オーストラリア)と対戦する。
世界ランク10位のディミトロフは、昨年同大会の決勝で
D・フェレール(スペイン)を破ってツアー初優勝を飾る活躍を見せており、今回は大会2連覇を狙う。
《ディミトロフ優勝の記事はこちら》一方、敗れた22歳のソックは、先日行われた上海マスターズ2回戦で
錦織圭(日本)を下して3回戦進出を決めた。
《上海マスターズの記事はこちら》また、今年のウィンブルドンでは
V・ポスピシル(カナダ)と組んでダブルスに出場し、決勝で
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組を破って大会初の優勝を飾った。
■関連記事■
・チリッチ 元5位に逆転勝利・復帰の元12位 初のベスト4入り・マレー470勝 サントロに並ぶ・元世界3位 ダビデンコ引退・マッケンロー 「不可能ではない」
■関連動画■
・錦織らトップ選手が出場を目指す"ツアー最終戦"とは!?・力強いプレーを可能にする臀部のトレーニングを紹介!