男子テニスツアーのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、賞金総額約59万ユーロ/優勝賞金約9万4千ユーロ)は16日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
D・フェレール(スペイン)が
T・カムケ(ドイツ)を7-5, 6-1のストレートで下し、今季15度目の準々決勝進出を決めた。
この試合、フェレールは4度のダブルフォルトを犯すも、ファーストサービスが入った時79パーセントの確率でポイントを獲得し、カムケから3度のブレークに成功し1時間29分で勝利した。
フェレールは「タフな第1セットだったが、第2セットに入り、ソリッドで安定したプレーが出来た。」とコメントしている。
両者は3度目の対戦となり、フェレールはカムケに3勝0敗とした。
勝利したフェレールは準々決勝で第6シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。
フェレールは今季の大会獲得ポイント上位8名が出場でき、11月9日から開幕する男子テニスツアーの最終戦、ATPワールドツアー・ファイナルの出場ランキングを9位としており、最終戦に出場するには今大会決勝進出が必要となる。
16日に行われたシングルス2回戦の結果は以下の通り:
○D・フェレール(1) vs ●T・カムケ 7-5, 6-1
○
B・ベッカー(ドイツ) vs ●
R・ハーセ(オランダ) 6-4, 6-3
○
V・トロイキ(セルビア)(QF) vs ●
L・ロソル(チェコ共和国)(5) 6-3, 6-2
○
T・ベルッチ(ブラジル) vs ●
F・ロペス(スペイン)(3) 6-7 (9-11), 6-1, 6-4
○
J・シュトルフ(ドイツ) vs ●
S・スタコフスキ(ウクライナ) 7-6 (8-6), 2-6, 7-6 (7-3)
○
A・マレー(英国)(2) vs ●
V・ポスピシル(カナダ) 6-4, 6-4
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