元世界ランキング3位の
N・ダビデンコ(ロシア)が16日、引退を表明した。
ダビデンコは今年5月に行われた全仏オープン1回戦敗退以降、大会出場が無く、今週行われている地元ロシアでの大会クレムリン・カップも欠場している。
33歳のダビデンコは近年怪我に悩まされ、「怪我は今も続いていて、怪我と戦うことは大変な事、(引退は)最善の判断だと思う。」とコメントしている。
ダビデンコはキャリア21勝を上げ、2008年はATPワールドツアー・ファイナル準優勝、2009年には
R・ナダル(スペイン)、
R・ソデルリング(スウェーデン)、
R・フェデラー(スイス)、
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を下し優勝を果たした。
《ダビデンコ ATPワールドツアー・ファイナル優勝》グランドスラムでは2005・2007年全仏オープン、2006・2007年全米オープンでベスト4進出している。
2007年には八百長疑惑をかけられたがその後、無罪が証明された。
《ダビデンコに八百長疑惑》17日、クレムリン・カップではダビデンコの引退セレモニーが行われる。
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