男子テニスツアーの下部大会であるインドール・オープン(インド/インドール、ハード、賞金総額5万ドル/優勝賞金約7千ドル)は14日、シングルス1回戦が行われ、
内山靖崇(日本)は世界ランク316位のL・ファン(台湾)に6-7 (6-8), 6-7 (6-8)のストレートで敗れ、2回戦進出とはならなかった。
この試合、内山靖崇は8度のサービスエースを決めるも4度のダブルフォルトを犯し、いずれもタイブレークを僅差でものにすることが出来ず、2時間19分で敗れた。
第1セットはファンから4度のブレークチャンスをしのぎ、第2セットで内山靖崇は7度のブレークチャンスから1度しかブレークに成功することが出来ず、両者1度ずつのブレークでタイブレークにもつれた。
両者は初対戦となり、勝利したファンは2回戦で第3シードの
S・デウバーマン(インド)と対戦する。
22歳の内山靖崇は先日行われた楽天ジャパン・オープンでシングルス予選に出場し、予選1回戦で全米オープンジュニア・ダブルス優勝者の
中川直樹(日本)を下すが、予選2回戦で
PH・ハーバート(フランス)に敗れ本戦進出を逃した。
主催者推薦として
錦織圭(日本)と組み出場したダブルスでは1回戦、
M・フィルステンベルク(ポーランド)/
TH・フェイ(フィリピン)組を下し、大会初のベスト8進出を果たす。
《錦織/ 内山組ダブルスベスト8進出の記事はこちら》準々決勝では錦織の連戦による疲労により右臀部を痛め棄権とするが、デビスカップ ワールドグループ1回戦のカナダ戦に続き錦織との相性の良さを見せた。
《錦織/ 内山組デビスカップ カナダ戦の記事はこちら》また、インドール・オープンには
守屋宏紀(日本)も出場していたが、1回戦敗退としている。
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