男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は29日、シングルス1回戦が行われ、本戦1日目の最終試合となった
ダニエル太郎(日本)と
D・イストミン(ウズベキスタン)の対戦は6-7 (2-7), 7-6 (7-5), 5-7のフルセットでダニエル太郎が敗れ、2回戦進出を逃した。
第1セット、両者はサービスキープが続く。第5ゲーム15-40とし、先にブレークチャンスが訪れたのはダニエル太郎だが、このゲームはイストミンがサービスキープをする。
ダニエル太郎は3度のブレークチャンスをしのぎタイブレークに突入すると、3ポイント目でチャンスボールのバックボレーをネットにかけミニブレークを許す。その後も6ポイント目でもミニブレークを許し第1セットを落とす。
第2セットに入り、第1ゲームをラブゲームでブレークを許したダニエル太郎は、第8ゲーム15-40としブレークチャンスが訪れるがデュースに持ち込まれる。しかし最後はイストミンがグランドスマッシュをアウトし、ブレークバックし追いつく。
その後両者サービスキープしこのセットも再びタイブレークに突入すると、ダニエル太郎が6ポイント目で先にミニブレークに成功するが追いつかれる。11ポイント目で再びミニブレークに成功し、最後はファーストサービスを決め第2セットを取り、試合はファイナルセットに突入する。
ファイナルセット、第1ゲーム3度目のデュースの場面でイストミンを揺さぶりアプローチボレーを決めブレークポイント、バックハンドのパッシングショットを決め先にブレークに成功するが、第2ゲームで15-40の場面でダニエル太郎がダブルフォルトでブレークバックを許してしまう。
その後、サービスキープが続くが第7ゲーム、ダニエル太郎は2度目のスマッシュでポイントを決め吠えると次のポイントも取る。
ポイント先行した30-40の場面でダニエル太郎は果敢な攻めを見せ、最後はイストミンのフォアハンドがサイドアウトとなり2度目のブレークに成功する。
第8ゲームをサービスキープし、第9ゲーム0-30とし再び吠え、30-40とマッチポイントを迎えるが、このゲームはイストミンにサービスキープされる。
サービング・フォー・ザ・マッチとした第10ゲーム、0-40から2ポイントしのぐも最後はこのセット2度目となる痛恨のダブルフォルトでブレークバックを許す。
第12ゲーム、ダニエル太郎は3度目のダブルフォルトで15-30とし、最後まで健闘するもブレークを許し2時間53分の激戦の末に敗れた。
終始攻め続けたダニエル太郎は、角度をつけたストロークやドロップショット、フットワークを活かし、勝利まであと1ポイントとしたが惜しくも1回戦で姿を消した。
両者は初対戦となり、勝利したイストミンは2回戦で第5シードの
JW・ツォンガ(フランス)と予選勝者の
M・プルジシーズニー(ポーランド)の勝者と対戦する。
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