男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード)は6日、シングルス1回戦が行われ、第10シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が
D・イストミン(ウズベキスタン)を6-3, 6-3のストレートで下し、2年ぶり2回戦進出を決めた。
この試合、ディミトロフはファーストサービスが入った時86パーセントと高い確率でポイントを獲得した。さらに、イストミンから4度のブレークチャンス全てブレークに成功し、1時間4分で快勝した。
両者は初対戦となり、ディミトロフはイストミンに1勝0敗とした。
ディミトロフは今年のウィンブルドン準々決勝で
A・マレー(英国)の2年連続優勝を阻み、
N・ジョコビッチ(セルビア)との準決勝は激戦の末に敗れるも、グランドスラム初のベスト4進出を果たし、世界ランキングを自己最高位の8位に上げた。
《ディミトロフvsジョコビッチ ウィンブルドン準決勝の記事はこちら》先週行われたチャイナ・オープン準々決勝でジョコビッチとの今年2度目の対戦では、ストレートで敗れている。
ディミトロフは上海マスターズの最高成績を2011・2012年の2回戦が最高としており、2011年は
A・ロディック(アメリカ)に、2012年はジョコビッチに敗れている。
昨年は1回戦で
錦織圭(日本)と対戦しており、ストレートで敗れている。
《ディミトロフvs錦織 上海マスターズ1回戦の記事はこちら》また敗れたイストミンは、先週行われた楽天ジャパン・オープン1回戦で
ダニエル太郎(日本)と対戦し、マッチポイントを握られるも接戦の末に勝利しベスト8進出を果たしている。
《イストミンvsダニエル太郎 楽天ジャパン・オープン1回戦の記事はこちら》勝利したディミトロフは2回戦で、
J・ベネトー(フランス)と主催者推薦で出場のZ・チャン(中国)の勝者と対戦する。
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