男子テニスの6日付ATP世界ランキングが発表され、5日まで行われていた楽天ジャパン・オープン決勝で、
M・ラオニチ(カナダ)をフルセットの末に下して大会2年ぶり2度目のタイトル獲得を果たした
錦織圭(日本)が、前回から1つ上げて6位に浮上し、自己最高位をさらに更新した。
錦織は先日行われたマレーシア・オープン決勝で、
J・ベネトー(フランス)を下して大会初の優勝と今季3勝目を達成。先週発表された世界ランキングでは、自己最高位の7位にランクを上げた。
《錦織 マレーシア・オープン優勝の記事はこちら》そして、5日まで行われていた楽天ジャパン・オープンでは、連戦の疲れもあって錦織の身体は悲鳴を上げ始め、右臀部に不安要素を抱えた中の決勝でラオニチを下し、大会2年ぶり2度目のタイトル獲得、さらに自身初の2週連続優勝を達成。6日付で発表された世界ランキングで、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を抜いて6位となり、自己最高位をさらに更新した。
また、1つ上の5位
D・フェレール(スペイン)とのポイント差は、わずか60ポイントとなった。
《錦織 楽天ジャパン・オープン優勝の記事はこちら》また、今年の11月9日から開幕する最終戦出場へのランクは、前回から1つ上げて現在5位となり、日本人初の最終戦出場に大きく近づいた。
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