女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は18日、シングルス2回戦が行われ、20歳の
G・ムグルサ(スペイン)が元世界ランク1位で今大会第4シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)を7-6 (7-4), 6-4のストレートで下し、ベスト8進出を決めた。
両者は2度目の対戦となりムグルサはヤンコビッチに1勝1敗とし、昨年の全仏オープン2回戦の時のリベンジを果たした。
勝利したムグルサは試合後に会見を行い、終始笑顔で以下のように答えている。
「トップ10プレーヤーに勝利出来たことと、前回敗れた相手に勝利出来てとても嬉しいです。」
「(2年前は)メンタル面が最悪でした。集中力に欠けていて、コーチにアドバイスされたことが出来ないでいましたが、今は冷静にプレーできるようになってきたと思います。技術面よりも精神面で進歩しました。それは経験やトッププレーヤーとの対戦、良いコーチとのトレーニング、メンタルトレーニングによって成長できたと思っています。」と答えた。
また、「2年前からドローシートを見ないようにしています。なので今夜、対戦相手についてコーチと相談します。」と話しており、会見時には次の対戦相手が
C・デラクア(オーストラリア)ということを知らないでいた。
準々決勝で対戦するデラクアとはこれまでに2度対戦し、対戦成績を1勝1敗としている。
前回の対戦となる2年前の同大会予選1回戦で対戦した時はムグルサが勝利している。
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