女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は17日、シングルス2回戦が行われ、第7シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)が主催者推薦枠で17歳のB・ベンチッチを3-6, 6-4, 6-2の逆転で下し、準々決勝進出を決めた。
この試合、序盤はベンチッチの勢いに押されたサファロバだったが、第2セットから角度あるコースにボールを運び、ベンチッチの勢いを食い止めた。その後も攻め続けたサファロバが、最後はサービスエースを決めて勝利をものにした。
準々決勝でサファロバは、第3シードの
A・イバノビッチ(セルビア)と対戦する。
サファロバは昨年同大会で、
R・ビンチ(イタリア)、
S・ストーサー(オーストラリア)、
C・ウォズニアキ(デンマーク)らを下してベスト8進出を果たした。
今年のウィンブルドンでは、準決勝で
P・クヴィトバ(チェコ共和国)に敗れるも、ベスト4進出を果たした。
一方、敗れた17歳のベンチッチは、先日行われた全米オープンで
奈良くるみ(日本)、
A・ケルバー(ドイツ)、
J・ヤンコビッチ(セルビア)らを破る快進撃を見せ、グランドスラム4大会目にして早くもベスト8進出を果たした。
《ベンチッチvs奈良くるみの記事はこちら》2013年シーズン、全仏オープン・ジュニアとウィンブルドン・ジュニアを制し、ジュニア世界ランク1位の座についたベンチッチは、今年から本格的にツアーに参戦している。
今大会には、主催者推薦枠で初出場となった。1回戦では元世界ランク2位の
S・クズネツォワ(ロシア)をストレートで下しての勝ち上がりとなったが、サファロバに敗れてベスト8進出とはならなかった。
サファロバに敗れた17歳のベンチッチ
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