女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は16日、シングルス1回戦が行われ、主催者推薦枠で出場の
クルム伊達公子(日本)が元世界ランク1位の
V・アザレンカ(ベラルーシ)に6-3, 0-6, 2-6の逆転で敗れ、2回戦進出とはならなかった。
両者は今回が2度目の対戦で、クルム伊達とアザレンカの対戦成績は0勝2敗となった。
第1セットを先取したクルム伊達だが、第2セットに入り右足の付け根を押さえるようになり、2ゲーム目が終了時にマッサージを受け、その後もチェンジエンドの際にマッサージを受けながら試合を行っていたが1時間35分で敗れた。
満足に動けず、ボールを打つ度に痛みで顔をゆがめながらも、試合を諦める事なく、審判のジャッジに対しチャレンジを行い、ドロップショットでアザレンカを揺さぶりをかけていた。
クルム伊達公子は、先日行われた全米オープンのダブルスにB・ザフラヴォワ・ストリツォワと組んで出場。準決勝で
E・マカロバ(ロシア)/
E・ヴェスニナ(ロシア)組に敗れるも、ダブルスではグランドスラム初のベスト4進出を決めた。
《全米オープン4強入りの記事はこちら》同大会にクルム伊達公子は、全米オープンでベスト4入りを果たしたザフラヴォワ・ストリツォワと組んで出場し、1回戦で
D・チブルコワ(スロバキア)/
K・フリッペンス(ベルギー)組と対戦する。
過去同大会では、1995年に優勝を飾っている。昨年は2回戦で
S・ストーサー(オーストラリア)に敗れて姿を消した。
《昨年の記事はこちら》一方、勝利したアザレンカは、先日行われた全米オープン準々決勝でE・マカロバに敗れて3年連続ベスト4進出とはならなかった。
過去同大会では、2010・2011年にベスト4進出を決めており、昨年は2回戦で
V・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れて早期敗退を喫した。
《アザレンカvsヴィーナスの記事はこちら》アザレンカは2回戦で、第3シードの
A・イバノビッチ(セルビア)と対戦する。
勝利したアザレンカ
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