女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は16日、シングルス1回戦が行われ、
奈良くるみ(日本)が第8シードの
C・スアレス・ナバロ(スペイン)に1-6, 6-2, 2-6のフルセットで敗れ、2回戦進出とはならなかった。
両者は今回が初めての対戦となった。
奈良くるみは今大会のダブルスに
青山修子(日本)と組んで出場。1回戦で第2シードの
R・コップス=ジョーンズ(アメリカ)/
A・スピアズ(アメリカ)組に敗れて準々決勝進出を逃した。
また、昨年の同大会は主催者推薦枠で出場。1回戦で
E・スイトリナ(ウクライナ)に逆転を許して初戦で姿を消した。
《昨年同大会の記事はこちら》今年のグランドスラム4大会、すべてストレートインで出場を決めた奈良くるみは、全米オープンで初めてグランドスラムという大舞台でシード選手として出場。全米オープン2回戦では、好調の17歳B・ベンチッチに敗れ、3回戦進出とはならなかった。
《奈良「体がついてこなかった」》22歳の奈良くるみは、今年2月に行われたリオ・オープン女子でWTAツアー初優勝を飾り、8月のシティ・オープン女子では、決勝で元世界ランク2位の
S・クズネツォワ(ロシア)に敗れるも善戦を演じ、準優勝を果たした。
一方、勝利したスアレス・ナバロは、4月に行われたポルトガル・オープン女子決勝でS・クズネツォワを下してWTAツアー初優勝を果たした。
2回戦でスアレス・ナバロは、予選勝ち上がりの
D・ガブリロワ(ロシア)と対戦する。
勝利したスアレス・ナバロ
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