女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)のダブルスで、12日に元女王
M・ヒンギス(スイス)と世界ランキング33位のB・ベンチッチがペアを組み、主催者推薦で出場することが決まった。
グランドスラム、シングルスで4度、ダブルスで9度の優勝を誇り、単複ともに元世界1位の記録を持つヒンギス。今年の全米オープンの女子ダブルスでは、
F・ペネッタ(イタリア)と組み準優勝を手にした。
《ヒンギス 全米オープン準優勝の記事はこちら》ベンチッチはヒンギスと同郷スイスの新鋭でヒンギスの母、メラニー・モリター氏がコーチを務める。全米オープンではヒンギスのアドバイスもあり、
奈良くるみ(日本)、
A・ケルバー(ドイツ)、
J・ヤンコビッチ(セルビア)を下しベスト8進出を果たした17才。
16才で世界1位の座についたヒンギスの天才的な技とセンス、次世代女王候補ベンチッチのハードヒットとのコンビネーションは注目となる。
また、同大会シングルスに出場を予定していたF・ペネッタは右足の故障のため欠場となり、代わりに同ランク51位の
L・デイビス(アメリカ)が本戦出場を決めた。
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