男子テニスツアーの下部大会であるアメックス・イスタンブール・チャレンジャー(トルコ/イスタンブール、ハード)は9日、シングルス1回戦が行われ、18歳の
西岡良仁(日本)が
A・クドリャフツェフ(ロシア)を6-1, 6-4のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、西岡良仁はファーストサービスが入った時に66パーセントの確率でポイントを獲得、さらにクドリャフツェフのサービスゲームを6度ブレークに成功して、59分で勝利をおさめた。
2回戦で西岡良仁は、第8シードの
M・イルハン(トルコ)と対戦する。
西岡良仁は、先週行われたプサン・チャレンジャーの決勝で、
S・デウバーマン(インド)をフルセットの末に下してチャレンジャー大会初優勝を果たした。今回は2大会連続優勝を狙う。
《初優勝の記事はこちら》また、6月に行われた札幌国際オープンテニスでは、決勝で
内山靖崇(日本)を下して優勝を飾った。ランキングを上げ、全米オープン予選出場の権利を得ると、初出場で予選3試合を勝ち抜いて本戦出場を決めた。本戦では体調不良のため万全な状態で臨めず、
P・ロレンジ(イタリア)との1回戦、第3セット途中で棄権を申し入れ悔しい初戦敗退となった。
《全米オープン1回戦の記事はこちら》また、今大会に出場しているその他日本勢は、
守屋宏紀(日本)がM・ヤンコビッチ(セルビア)を、第4シードの
伊藤竜馬(日本)がV・バルダ(ロシア)を、
綿貫裕介(日本)がY・ヤンコビッツ(フランス)をそれぞれ下して2回戦進出を決めた。また、第5シードの
杉田祐一(日本)は
M・ダニエル(ブラジル)に敗れて1回戦で姿を消した。
伊藤竜馬と綿貫裕介は、2回戦で日本人対決となる。
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