男子テニスツアーの下部大会である上海チャレンジャー(中国/上海、ハード)は7日、シングルス決勝が行われ、ノーシードで勝ち進んだ
西岡良仁(日本)が第2シードの
S・デウバーマン(インド)を6-4, 6-7 (5-7), 7-6 (7-3)のフルセットで下し、チャレンジャー大会初優勝を果たした。
この試合、西岡良仁は試合を通じて6度のダブルフォルトを犯すもファーストサービスが入った時72パーセントの確率でポイントを獲得し、デウバーマンから4度のブレークに成功し3時間4分の激戦を制した。
西岡良仁は今大会1回戦で主催者推薦で出場のC・ワン(中国)、2回戦で第4シードの
J・ダックワース(オーストラリア)、準々決勝で
D・ウドムチョク(タイ)、準決勝で第8シードのT・ファビアーノ(イタリア)を下し勝ち進んだ。
西岡良仁は6月に行われた札幌国際オープンテニスで優勝し、ランキングを上げ全米オープン予選出場権利を得ると、初出場で予選突破し本戦出場を決めるも本戦では体調不良のため万全な状態で臨めず、世界ランク78位の
P・ロレンジ(イタリア)との1回戦、第3セット途中で棄権を申し入れ悔しい初戦敗退となった。
《西岡良仁 札幌国際オープンテニス優勝の記事はこちら》《西岡良仁 全米オープン1回戦の記事はこちら》また、同大会に出場した日本人選手で第1シードの
添田豪(日本)がベスト8、
内山靖崇(日本)、
仁木拓人(日本)が2回戦進出、
吉備雄也(日本)、
松井俊英(日本)、
竹内研人(日本)、
井藤祐一(日本)が1回戦敗退としている。
西岡良仁は今週から行われるアメックス・イスタンブール・チャレンジャーに出場を予定しており、同大会には第4シードで
伊藤竜馬(日本)、第5シードで
杉田祐一(日本)、
守屋宏紀(日本)、内山靖崇、
綿貫裕介(日本)らが出場する。
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