テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は4日、女子ダブルス準決勝が行われ、
M・ヒンギス(スイス)は
F・ペネッタ(イタリア)と組み第3シードの
C・ブラック(ジンバブエ)/
S・ミルザ(インド)組を6-2, 6-4のストレートで下し1998年以来となる決勝進出を決めた。
昨年テニス殿堂入りを果たしたヒンギスは、1998年の同大会でJ・ノボトナと組み優勝を飾っており、それ以来となる今大会2度目、グランドスラムでは10度目の優勝を狙う。
今年の9月30日に34歳になるヒンギスは「あれからかなりの時間が経ってまたこうしてこの舞台に戻って来た。フラビア(ペネッタ)と組んでいると、とてもコートで心地好くプレーが出来ている。それがこの好成績の原因だと思う。」と、ペネッタとのコンビについて語った。
ヒンギスとペネッタは全米オープンの前哨戦2大会に出場しており、カナダのモントリオール大会ではベスト8入りをしていた。
ペネッタは2005年の今大会で
E・デメンティエワ(ロシア)と組み準優勝を飾っており、2011年には
G・ドゥルコ(アルゼンチン)とのペアで全豪オープンを制している。
ヒンギス/ ペネッタ組はタイトル獲得を目指し、6日に行われる決勝で
E・マカロバ(ロシア)/
E・ヴェスニナ(ロシア)組と対戦する。
マカロバ/ ヴェスニナ組は準々決勝では
S・ウィリアムズ(アメリカ)/
V・ウィリアムズ(アメリカ)を下し、準決勝では
クルム伊達公子(日本)/
B・ザフラヴォワ・ストリツォワ(チェコ共和国)組を7-5, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
マカロバ/ ヴェスニナ組は昨年の全仏オープン以来2度目のグランドスラム優勝を狙う。
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