テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は1日、女子シングルス4回戦が行われ、第7シードの
E・ブシャール(カナダ)は第17シードの
E・マカロバ(ロシア)に6-7 (2-6), 4-6のストレートで敗れる波乱が起きた。
この試合、ブシャールは2度のブレークに成功するも、マカロバに3度のブレークを許し1時間44分で敗れた。
第1セット両者1度のブレークからタイブレークに突入するとブシャールは1ポイント目でミニブレークを許し、その後は2-3から4ポイント連取され、第1セットを落とした。
第2セット、第3ゲームでブシャールがブレークチャンスを掴むが活かすことが出来ず、マカロバがサービスキープすると第5ゲームから4ゲーム連取され敗れた。
猛暑の中行われたこの試合、ブシャールは体調不良でメディカルタイムアウトを要求する場面があった。
両者は2度目の対戦となり、ブシャールはマカロバに0勝2敗と連敗を許した。
ブシャールは今年のグランドスラム3大会で唯一ベスト4以上に進んでおり、今大会も活躍が期待されたが惜しくもベスト16で終えた。
また、マカロバはグランドスラム通じてベスト8が最高成績としており、同大会2年連続ベスト8進出を果たした。
勝利したマカロバは準々決勝で予選から勝ち上がっている
A・クルニッツ(セルビア)と第16シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)の勝者と対戦する。
女子の上位シードではブシャール、第5シードの
M・シャラポワ(ロシア)、第9シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が4回戦で敗れ、第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第3シードのP・クヴィトバ、第6シードの
A・ケルバー(ドイツ)が3回戦敗退、第4シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)、第8シードの
A・イバノビッチ(セルビア)が2回戦敗退と、上位シードで勝ち残っているのは第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)と第10シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)のみとなっている。
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