テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は4日、女子ダブルス準決勝が行われ、
クルム伊達公子(日本)/
B・ザフラヴォワ・ストリツォワ(チェコ共和国)組が第4シードの
E・マカロバ(ロシア)/
E・ヴェスニナ(ロシア)組に5-7, 3-6で敗れ、グランドスラム初の決勝進出とはならなかった。
クルム伊達は、1992年の全豪オープンのダブルスでベスト8進出を果たしており、3回戦で第2シードの
シェ・シュウェイ(台湾)/
S・ペン(中国)組を下して、22年ぶりの準々決勝進出を決めた。準々決勝では、第8シードの
A・フラヴァコバ(チェコ共和国)/
ジェン・ジー(中国)組を破り、ダブルスでグランドスラム初のベスト4進出を決めた。
《クルム伊達組 初ベスト4の記事はこちら》シングルスでは、1994年の全豪オープン、1995年の全仏オープン、1996年のウィンブルドンと3度ベスト4進出を果たしている。今回は単複共に初の決勝進出を狙うも、マカロバ/ ヴェスニナ組に敗れた。
また、クルム伊達は今大会のシングルスにも出場しており、1回戦で元世界ランク1位の
V・ウィリアムズ(アメリカ)に逆転で敗れ、2回戦進出を逃した。
勝利したマカロバ/ ヴェスニナ組は、決勝で第3シードの
C・ブラック(ジンバブエ)/
S・ミルザ(インド)組と
M・ヒンギス(スイス)/
F・ペネッタ(イタリア)組の勝者と対戦する。
決勝進出を決めたマカロバは、今大会のシングルスに第17シードとして出場。準々決勝で同大会2度の準優勝を果たした第16シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)を下して、単複共にベスト4進出を決めている。
《マカロバ 準決勝進出の記事はこちら》《クルム伊達選手、東レPPOテニス2014にエントリー!詳しくはこちらから》
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