テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は2日、女子シングルス準々決勝が行われ、第10シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)が第13シードの
S・エラーニ(イタリア)を6-0, 6-1のストレートで下し、同大会3年ぶり4度目の準決勝進出を決めた。
この試合、ウォズニアキはファーストサービスが入った時71パーセントの確率でポイントを獲得し、エラーニのサービスゲーム6度全てブレークに成功し1時間5分で完勝した。
両者は4度目の対戦となり、ウォズニアキはエラーニに3勝1敗とし、勝利したウォズニアキは準決勝でB・ベンチッチを6-2, 6-1で下した
S・ペン(中国)と対戦する。
ウォズニアキは今年、ウィンブルドン4回戦で
B・ザフラヴォワ・ストリツォワ(チェコ共和国)に敗れた後、7月に行われたTEB BNPパリバ・イスタンブール・カップで初優勝を飾り、全米オープンの前哨戦にあたるロジャーズ・カップでベスト8、W&Sオープンでベスト4、ニューヘイブン・オープンでは2回戦敗退と早期敗退するもハードコートシーズンで好成績を残している。
《ウォズニアキ 今季初優勝の記事はこちら》ウォズニアキがグランドスラムでベスト4進出となるのは2011年の全米オープン以来となり、全米オープンの最高成績は2009年、元世界ランク1位の
K・クレイステルス(ベルギー)に敗れた準優勝が最高としており、5年ぶり決勝進出に期待がかかる。
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