テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)は世界ランク92位の
B・カブチッチ(スロベニア)が右足の負傷により試合前に棄権を申し入れたため、戦うことなく4回戦進出を決めた。
今回ワウリンカは、1回戦で21歳の
J・ヴェセリ(チェコ共和国)、2回戦で
T・ベルッチ(ブラジル)を下しての勝ち上がりとなったが、3回戦はカブチッチの棄権で労せずベスト16入りを決めた。
《ワウリンカ 観客に大声出す》世界ランク4位のワウリンカは、今年の全豪オープン決勝で
R・ナダル(スペイン)を破ってグランドスラム初のタイトル獲得を果たした。
その後の全仏オープンでは1回戦で
G・ガルシア=ロペス(スペイン)に、ウィンブルドンでは準々決勝で
R・フェデラー(スイス)に敗れ、グランドスラム2勝目は上げられていない。
《ワウリンカ優勝の記事はこちら》4回戦でワウリンカは、19歳の新鋭
N・キリオス(オーストラリア)を下した元世界ランク5位で第16シードの
T・ロブレド(スペイン)と対戦する。
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