テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は29日、男子シングルス2回戦が行われ、23歳の
D・ゴファン(ベルギー)が第32シードの
J・ソウサ(ポルトガル)を6-4, 6-2, 6-0のストレートで下し、大会初の3回戦進出を決めた。
この試合、ファーストサービスが入った時に72パーセントの確率でポイントを獲得し、ソウサのサービスゲームを9度ブレークに成功して1時間44分で勝利をおさめた。
3回戦でゴファンは、第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。
ゴファンは、先日行われたベット・アット・ホーム・カップで
P・コールシュライバー(ドイツ)らを破り、決勝では
D・ティエム(オーストリア)を逆転で下してATPツアー初優勝を飾った。
《ゴファン優勝の記事はこちら》過去のグランドスラムでは、2012年の全仏オープン予選3回戦で敗れるも、本戦で欠場者が出たために繰り上げとなって本戦出場となり、本戦ではラッキールーザーながら4回戦まで勝ち進む快進撃を見せた。4回戦では
R・フェデラー(スイス)に敗れたものの、元王者相手に接戦を繰り広げて注目を集めていた。
過去の全米オープンでは、2012年に本戦初出場を果たすも1回戦で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に、2013年は1回戦で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)に敗れた。今回は大会初の3回戦進出を決めた。
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