テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は29日、男子シングルス2回戦が行われ、予選勝ち上がりの
伊藤竜馬(日本)は第19シードの
F・ロペス(スペイン)に4-6, 6-3, 4-6, 6-7 (4-7)で敗れ、グランドスラム初の3回戦進出とはならなかった。
試合後に伊藤竜馬は「予選突破出来ましたし、初めて本戦1回戦勝てたし、今日もこういうシード選手にちょっと接戦になれました。(ベスト)32とか16とかに入りたいというのが自分の中にはあるので、そのために何をしないといけないのかということをコーチと相談して、またさらにバージョンアップしたいと思います。」とコメントした。
伊藤竜馬は今回、予選3試合を勝ち抜き、2年ぶり大会3度目の本戦出場を果たした。同大会の本戦では今まで勝利をあげられていなかったが、今回1回戦で
S・ジョンソン(アメリカ)と対戦。ジョンソンの途中棄権により、伊藤竜馬が2回戦進出を決めた。
《伊藤竜馬1回戦の記事はこちら》2回戦で対戦したロペスとは過去に2度対戦しており、2011年の同大会1回戦でも対戦していた。
リベンジマッチとなった2回戦では、初の3回戦進出を狙うも再びロペスに敗れることとなった。
《伊藤竜馬vsロペスの記事はこちら》今大会には、伊藤竜馬の他に日本勢から
ダニエル太郎(日本)と
西岡良仁(日本)が予選を勝ち抜いて本戦に出場。ダニエル太郎は1回戦で第5シードの
M・ラオニチ(カナダ)に敗れ、西岡良仁は
P・ロレンジ(イタリア)との対戦を途中棄権して敗退となった。
また、第10シードの
錦織圭(日本)が順当な勝ち上がりを見せ、6年ぶりの16強入りをかけ3回戦で第23シードの
L・マイェール(アルゼンチン)と対戦する。
《錦織 GS最多勝利数更新なるか》(コメントはWOWOWから抜粋)
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