男子テニスで世界ランク11位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が、今年最後のグランドスラムを飾る全米オープンを、3月に手術を受けた左手首がまだ回復していないために欠場することを金曜日に発表した。
デル=ポトロは2月のドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子の1回戦で、左手首の痛みが酷いということで途中棄権を申し入れ、今年の3月にはアメリカはミネソタ州で手術を受けた。今季はそれ以降、試合に出場していない。
《デル=ポトロ手術の記事はこちら》米国テニス協会は、今回デル=ポトロが欠場したことにより、
S・ボレッリ(イタリア)がメインドローに繰り上げで出場となると述べた。
デル=ポトロは、2009年の全米オープン決勝で
R・フェデラー(スイス)をフルセットの末に下して、グランドスラム初のタイトルを獲得していた。
手術後は自身のフェイスブックに練習している動画やトレーニングしている写真などをアップしており、ツアー復帰に向けてリハビリを続けてきていた。
《デル=ポトロ 復帰に前進》しかし、今回は大会2度目の優勝を狙い全米オープンにエントリーするも、欠場することとなった。
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