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全米テニス協会が9日に発表したところによると、シーズン最後のグランドスラムである今年行われる全米オープンの優勝賞金が、男女それぞれ300万ドル(約3億600万円)に増額され、この額は史上最高額となることが明らかにされた。
同時に発表された今年の総財源は、3830万ドル(約39億660万円)となり、昨年の3430万ドル(約35億円)から11.7パーセント増えることとなる。
昨年の同大会の男子チャンピオンであるR・ナダル(スペイン)と、女子チャンピオンであるS・ウィリアムズ(アメリカ)は優勝賞金としてそれぞれ260万ドル(約2億6500万円)受け取っていた。準優勝者には、昨年の130万ドル(1億3260万円)から今年は145万ドル(1億4790万円)へと増額して送られる。
男女ダブルスの優勝者にはそれぞれ、52万ドル(約5300万円)の優勝賞金が送られ、この額も大会史上最高額になることが決まった。
そして男女シングルスの1回戦敗退者にも、昨年から3750ドル(約38万2000円)増額となる3万5750ドル(約364万6000円)の賞金が与えられる。
今年の全米オープンは8月25日に開幕する。
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