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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は30日、男子シングルス4回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第14シードのJW・ツォンガ(フランス)を6-3, 6-4, 7-6 (7-5)のストレートで下し、6年連続のベスト8進出を決めた。
両者は、先日行われた全仏オープンの4回戦でも対戦しており、グランドスラム2大会連続の顔合わせとなった。その時もジョコビッチがツォンガに勝利している。
《全仏オープンの対戦はこちら》
この試合、ジョコビッチはファーストサービスが入った時に81パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ツォンガに1度もブレークを許さない安定したサービスゲームを展開した。さらに、2度のブレークに成功して1時間52分で勝利をおさめた。
ジョコビッチのサービスからスタートした第1セット、序盤は両者サービスゲームキープとなるが、第6ゲームでジョコビッチがブレークに成功。このセットをゲームカウント6-3で先取した。
第2セットでも1度ブレークに成功したジョコビッチは、第9ゲームで3度のセットポイントをものに出来ずブレークチャンスを逃すも、このセットはゲームカウント6-4で連取した。
続く第3セットでジョコビッチは、第7ゲームでツォンガの強烈なストロークに対して、拍手する姿も見られた。このセットは両者サービスゲームキープとなり、タイブレークへと突入。ジョコビッチはタイブレークの途中で左肩を気にするしぐさを見せるが、タイブレークを7-5で制し、順当にベスト8進出へと駒を進めた。
過去同大会でジョコビッチは2011年に優勝を飾っており、今回は3年ぶりのタイトル獲得を狙う。昨年は決勝戦でA・マレー(英国)に敗れて、惜しくも準優勝となっている。
《ジョコビッチ準優勝の記事はこちら》
準々決勝でジョコビッチは、第26シードのM・チリッチ(クロアチア)と対戦する。
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