テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は30日、男子シングルス4回戦が行われ、昨年覇者で第3シードの
A・マレー(英国)が第20シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)を6-4, 6-3, 7-6 (8-6)のストレートで下し、7年連続で準々決勝進出を決めた。
この試合、マレーはファーストサービスが入った時に81パーセントと高い確率でポイントを獲得し、アンダーソンのサービスゲームを4度ブレークに成功して、2時間32分でベスト8入りを決めた。
第1セット、第3ゲームでマレーはブレークに成功しゲームカウント2-1でリード。その後は両者サービスキープが続き、マレーは第7ゲームでのブレークチャンスを活かすことが出来なかったが、このセット、マレーがゲームカウント6-4で先取する。
第2セット、マレーは第1・第3ゲームでブレークに成功する。しかし、第4ゲームでアンダーソンにブレークを許すも、このセットをゲームカウント6-3で連取した。
続く第3セットでは、両者サービスゲームキープのシーソーゲームとなり、そのままタイブレークに突入。タイブレークでは両者共にミニブレークし、アンダーソンにセットポイントを許すもマレーがしのぎ、タイブレークを8-6で制し、7年連続の8強入りを果たした。
マレーは準々決勝で、第11シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。
マレーは、昨年同大会の決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を下して、1936年のフレッド・ペリー以来77年ぶりとなる悲願の地元優勝を果たす快挙を達成した。
《マレー優勝の記事はこちら》今回マレーは、1回戦で
D・ゴファン(ベルギー)、2回戦で
B・ロラ(スロベニア)(スロベニア)、3回戦で第27シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、そして今回4回戦でアンダーソンを下しての勝ち上がりとなった。
《マレー勝利の記事はこちら》
■関連記事■ ・錦織、修造以来の快挙なるか・連覇かかるマレーが心境を語る・マレー「きっと緊張するだろう」・マレー「優勝まで数パーセント」
■関連動画■ ・日本男子初となるトップ10入りを果たした錦織を特集!・ナダルの歴史的快挙で幕を閉じた全仏決勝を振り返る!