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テニスのグランドスラム、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会2週目に入り、男子のビッグ4と呼ばれる世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)、同2位のN・ジョコビッチ(セルビア)、同4位のR・フェデラー(スイス)、同5位のA・マレー(英国)、が勝ち残り、加えて今年の全豪オープンを制した同3位のS・ワウリンカ(スイス)も勝ち進んでいる。
これまでのグランドスラムの37大会のうち、35大会をそのビッグ4がタイトルを分け合っている、いわゆる男子4強時代を築いた4選手は、今年のウィンブルドンでは順当な勝ち上がりを見せている。
ウィンブルドンは例年、1週目と2週目の間の日曜日を「ミドル・サンデー」と呼び、試合は行われない。残っている選手達は練習のみを行っている。
今年のミドル・サンデーも、大会本会場近くにあるアオランギ・パークの練習コートに同じ時間に姿を現したのが今大会過去7回の優勝を誇るフェデラーと、昨年77年ぶりに地元優勝を飾ったマレー。
土曜日は悪天候のため、男子シングルス3回戦の全日程が消化できなかったた影響もあり、1日まで試合が行われない事が決まっているフェデラーは、この4選手のこれまでの安定した成績を残している事に驚きを表していた。
「トップ選手が悪い結果になってしまったグランドスラムをいくつか経験しているし、自分自身も昨年は悪い成績を出してしまった。でもそれも滅多に起こらなくなっているし、それは本当に驚きさ。」
「個人的にもこうして安定したプレーが出来ている事に驚いてもいる。同時に、普段ならグランドスラムのベスト8やベスト4に残るであろう選手達も同じような安定したプレーを見せている。そこまでたどり着くのは僅かな隙間しかないからね。」
フェデラーは4回戦で第23シードのT・ロブレド(スペイン)と対戦が決まっている。
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