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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は25日、男子シングルス2回戦を行い、第9シードのJ・アイズナー(アメリカ)がJ・ニエミネン(フィンランド)を7-6 (19-18), 7-6 (7-3), 7-5の接戦を制し3回戦進出を決めた。
「こんな長い試合を自分がする事は何ら不思議ではないはず。」と、第1セットのタイブレークだけで実に36ポイントを戦ったアイズナーは試合を振り返った。
アイズナーは2010年のウィンブルドンでN・マウー(フランス)と1回戦で対戦し、第5セットを70-68で勝利。その試合は3日間に渡って行われ、試合時間11時間5分というテニス史上最長試合記録となっていた。
「今日のタイブレークもそんなものだった。幸いな事に勝利出来たよ。」と接戦を勝ち抜いた喜びを語るアイズナー。
これで今季のタイブレークの成績を24勝12敗としたアイズナーは「どんな理由にせよタイブレークに陥ると、アドレナリンが沸いて来るんだ。そして最高のサービスを打つ事が出来る。2度打つサービスに集中するだけ。そして相手にプレッシャーを掛ける。ただそうするだけさ。」とタイブレークの戦い方を語っていた。
この日、223キロの最速サーブを放ったアイズナーは、一度もニエミネンに対してブレークポイントを与える事はなかった。
アイズナーは3回戦で、第19シードのF・ロペス(スペイン)とA・パビッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。
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