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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は6日に行われる男子シングルス準決勝で、昨年のウィンブルドン覇者で第7シードのA・マレー(英国)が前年度覇者で第1シードのR・ナダル(スペイン)と対戦する。
マレーは、準々決勝で地元優勝を狙うG・モンフィス(フランス)と対戦し、フルセットの末に勝利をおさめていた。
その試合が終わったのは夜の9時30分を回っていた。日没間際となっていたため、第5セットはかなり暗くなり始めていた。そんな中、第5セットは31ポイント中24ポイントをマレーが奪う圧倒ぶりだった。
「試合が終わる頃にはかなり暗くなっていた。自分がリードすると彼(モンフィス)はあまり良いプレーではなくなり、それが助けになった。」と、ファイナルセットを振り返っていた。
《マレー勝利の記事はこちら》
マレーはこれが全仏オープンで2011年に次ぐ2度目の準決勝進出となり、その時もナダルと対戦し、敗退していた。これまでのナダルとの対戦は、5勝14敗と大きく負け越している。
「しっかり体を回復させる必要がある。」と、接戦からの疲労を取って万全な状態で試合に臨みたいと語るマレー。
「そして次の試合では、特に冷静になるように努力しなければならない。前回のナダルとの対戦で学んだ事があって、それが準決勝で役に立つだろう。」と、ナダルとの対戦への心構えを語っていた。
そして「前は経験がなくて分からなかったが、今はグランドスラムで優勝する方法を知っている。グランドスラムでの優勝経験がコートに出る時、自分に自信をくれるはずだ。」とコメントした。
両者の対戦は6月6日に行われ、日本時間20時に開始する第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第18シードのE・ガルビス(ラトビア)の試合後に組まれている。
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