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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は4日に行われる男子シングルス準々決勝で、第1シードのR・ナダル(スペイン)は第5シードのD・フェレール(スペイン)と対戦する。
4回戦の勝利で自身が持つ今大会の最多勝利記録を塗り替える63勝目を記録した世界ランク1位のナダルだが、3回戦終了時には腰に違和感があると告白していた。
「何がより良い事なのかは分からないが、セオリーから言うと長い試合をするよりはこの試合のような短い試合の方が良いとされている。」と語ったのは、ナダルが4回戦で世界ランク83位のD・ラヨビッチ(セルビア)を6-1, 6-2, 6-1と1時間31分の快勝で退けた後のインビューだった。
《ナダル4回戦の記事はこちら》
3回戦ではファーストサーブの平均速度が165キロで、最速でも184キロしか出していなかったものの、4回戦では平均が173キロで最速は192キロと、あまり腰の不安を感じさせなかった。
その腰の状態を聞かれたナダルは「僕の腰の状態は全く予測がつかない。嘘はついてはいないよ。自分でも全く分からないんだ。それにその事について、あまり話したくはない。」と語った。
試合中に腰にテーピングが施されているのが確認できたナダルだが、彼はこの大会前に既に得意としているクレーコートで3度の敗戦を喫していた。ここまでの敗戦は全仏オープンへ臨む前に過去に一度も経験した事がなかった。
1度目は4月のモンテカルロ・マスターズの準々決勝で、同胞のフェレールに敗れており、2度目はバルセロナ・オープン・サバデルの準々決勝でN・アルマグロ(スペイン)に初めて敗れてベスト4入りを逃していた。
3度目は、5月のBNLイタリア国際男子決勝で、世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて準優勝に終わっていた。
《ナダル準優勝の記事はこちら》
過去の同大会では、2度の4連覇を果たしており今回は5連覇を狙うナダル。準々決勝は昨年の全仏オープン決勝戦と同じ顔合わせとなるフェレールと対戦する。
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