HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は、3日に行われる男子シングルス準々決勝で第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は第8シードのM・ラオニチ(カナダ)と対戦し、自身6度目のベスト4入りを目指す。
1968年のオープン化以来、今大会のベスト4へ6度以上勝ち進んだ選手は史上最多の8度の優勝を誇るR・ナダル(スペイン)と、グランドスラム史上最多17度の優勝を持つR・フェデラー(スイス)の二人だけ。ジョコビッチは3人目の偉業へ向けて準々決勝へ臨む。
過去6度のグランドスラム優勝を持ちながらも、この全仏オープンのタイトルだけは未だ手にしていないジョコビッチは、今大会初優勝を飾ると史上8人目となるキャリア・グランドスラム達成となる。
対戦相手のラオニチについてジョコビッチは「ミロス(ラオニチ)は今、人生で最高のテニスをしている。彼のサーブは世界でもトップクラス。パワフルだし正確なんだ。あのサーブを打ち続けられたら、ほとんどなすすべがない。」と称賛し、対戦へ警戒していた。
一方、ラオニチが勝利して準決勝進出を決めた場合、カナダ人選手としては実に91年ぶりとなるグランドスラムでのベスト4入りとなる。
23歳のラオニチはこれまでジョコビッチとは2度対戦しているが、いずれも敗退しており、その2度の試合はクレーコートでの戦いだった。そしてこれまで世界ランク1位か2位の選手との対戦は6戦全敗となっている。
両者の直近の対戦は、5月に行われたBNLイタリア国際男子の準決勝で、その時はジョコビッチが逆転で3時間におよぶ接戦を制した。
《両者の直近の対戦はこちら》
ジョコビッチとラオニチの準々決勝は、日本時間6月3日に行われ、第2試合に組まれている。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.