テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は2日、男子シングルス4回戦が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が
D・ラヨビッチ(セルビア)を6-1, 6-2, 6-1のストレートで下し準々決勝進出を果たした。
この試合ナダルはファーストサービスが入った時81パーセントと高い確率で確率でポイントを獲得し、ラヨビッチから8度のブレークに成功し1時間31分で勝利した。
3回戦が終えて、記者会見で腰に違和感があるとコメントしていたナダルだがこの日の動きに全く問題はなかった。
第3セット、第6ゲームに1度のみブレークを許したものの、完璧な試合展開を見せた。
トータルポイントもナダル83ポイントに比べ、ラヨビッチは33ポイントしか獲得できていなかった。
両者は初対戦となり、3日が誕生日のナダルは自ら1日早いプレゼントとして5年連続、9度目の準々決勝進出を決めた。
勝利したナダルは準々決勝で第19シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)を6-3, 6-3, 6-7 (5-7), 6-1で下した第5シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する。
両者は全仏オープン2013年決勝、2012年準決勝、2005年準々決勝と3度対戦しているが、いずれもナダルが勝利しているが、直近の対戦で今年4月のモンテカルロ・マスターズ準々決勝の際はフェレールにストレートで敗れている。
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