テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、
L・ヒューイット(オーストラリア)が
C・ベルロク(アルゼンチン)に6-3, 2-6, 1-6, 4-6で敗れ、3年連続の1回戦敗退となった。
この試合、ヒューイットは試合を通してファーストサービスが入った時に66パーセントの確率でポイントを獲得し、2度ブレークに成功するも、ベルロクにそれを上回る6度のブレークを許した。
ヒューイットは第4セットの最終ゲームとなった第10ゲームで、4度のブレークチャンスを握るも活かすことが出来ず、最後はベルロクにドロップショットを2本連続で決められ、3時間8分で2回戦進出とはならなかった。
元王者で33歳のヒューイットは、過去同大会で2001年、2004年にベスト8入りを決めたのが最高成績となっており、直近では2012年、2013年の2年連続で1回戦敗退となっている。
また、今年1月のブリスベン国際男子では準決勝で
錦織圭(日本)、決勝では
R・フェデラー(スイス)を下して今季初のタイトル獲得とキャリア通算29度目の優勝を飾っていた。
《ヒューイット優勝の記事はこちら》一方、ヒューイットに勝利した31歳のベルロクは、先日のポルトガル・オープン男子決勝で、T・ベルディフを破って今季初のタイトルを獲得とツアー通算2勝目をあげていた。ツアー2度の優勝は、いずれもクレーコートでの優勝となっている。
ベルロクは2回戦で、第12シードの
R・ガスケ(フランス)と
B・トミック(オーストラリア)の勝者と対戦する。
■関連記事■
・元王者ヒューイットのルーティーン・元王者ヒューイット、4時間18分の激闘に敗れる・元王者ヒューイットをマレーが称賛「秘めた選手」・【コラム】大舞台でデル=ポトロ破った元王者ヒューイット
■関連動画■
・ヒューイットが選手生命を脅かした経験を明かす!・全仏オープンテニス2014みどころ