男子テニスツアーの下部大会であるITFフューチャーズの筑波大学国際テニストーナメント(茨城/筑波、賞金総額1万ドル、ハード)は4日、前日の雨天順延の影響からシングルス準々決勝4試合の後、準決勝2試合が行われ、主催者推薦枠で出場して第2シードを破り勝ち進んでいた注目の筑波大学2年生の豊野潤也は準決勝進出はならなかった。
主催している筑波大学のテニス部に所属する豊野は準々決勝で第5シードの
仁木拓人(日本)と対戦し、0-6, 6-7 (3-7) のストレートで敗れ2試合連続でシード選手を破ることはできなかった。
豊野は今大会、筑波大学生として初となるATPポイントを獲得していた。
《大学生が第2シード破り8強<筑波大学国際テニストーナメント>》また豊野に勝利した仁木は続けて準決勝でD・リー(韓国)と対戦し6-2, 7-5 のストレートで決勝進出を果たし、前週の甲府国際オープンに続く2週連続優勝まであと1勝とした。
また準決勝のもう1試合では、4月にプロ転向をした
志賀正人(日本)が今大会第3シードの
吉備雄也(日本)を6-3, 6-3 のストレートで破り決勝へ進出している。
志賀は吉備を破り決勝進出画像提供:筑波大学国際テニストーナメント
また同日にダブルス準決勝が行われ、早稲田大学フューチャーズで優勝をおさめている第1シードの
片山翔(日本)/
佐藤文平(日本)(日本)組が第3シードの
長尾克己(日本)(日本)/
奥大賢(日本)組を7-6(7-5), 6-3のストレートで下して決勝へ駒を進めた。
もう一方の、第4シードのD・リー(韓国)/F・ティアニー(ニュージーランド)組と
菊池玄吾(日本)/
竹島駿朗(日本)組の対戦は、夕立ちにより5日に持ち越されている。
5日は午前10時よりダブルス準決勝、11時からシングルス決勝戦、その後にダブルスの決勝が行われる予定。
ITF男子フューチャーズ大会は3月から4週連続で大学を舞台に行われ、亜細亜大学、早稲田大学、山梨学院大学に続き、31日から筑波大学で開催されている。
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