男子テニスツアーの下部大会であるITFフューチャーズの筑波大学国際テニストーナメント(茨城/筑波、賞金総額1万ドル、ハード)は2日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
松井俊英(日本)が主催者推薦枠で出場している筑波大学2年生の豊野潤也に4-6, 4-6で敗れる波乱が起きた。
主催している筑波大学のテニス部に所属する豊野は1回戦で
奥大賢(日本)を6-4, 0-6, 6-3で破り筑波大学生として初となるATPポイントを獲得していた。
豊野は準々決勝で、前週の甲府国際オープンで優勝している第5シードの
仁木拓人(日本)と対戦する。
この日はシングルス2回戦8試合が行われ、シード勢では仁木と第3シードの
吉備雄也(日本)が勝ち上がった一方、第6シードの
片山翔(日本)、第8シードの
斉藤貴史(日本)はいずれもフルセットで敗れている。
【準々決勝の組み合わせは以下の通り】
岡村一成 vs.
志賀正人(日本)吉備雄也(3) vs.
竹島駿朗(日本)D・リー(韓国) vs. 上杉海斗
仁木拓人(5) vs. 豊野潤也
また、同日にダブルス2回戦の4試合が行われ、4強が出揃った。
準決勝では早稲田大学フューチャーズで優勝をおさめている第1シードの片山翔/
佐藤文平(日本)組と第3シードの
長尾克己(日本)/奥大賢組が対戦。
もう一方は、第4シードのD・リー(韓国)/F・ティアニー(ニュージーランド)と
菊池玄吾(日本)/竹島駿朗組が対戦する。
3日は午前10時よりシングルス準々決勝4試合と、ダブルス準決勝2試合が行われる予定。
ITF男子フューチャーズ大会は3月から4週連続で大学を舞台に行われ、亜細亜大学、早稲田大学、山梨学院大学に続き、31日から筑波大学で開催されている。
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