ITF男子フューチャーズの亜細亜大学国際オープン(東京都西多摩郡、賞金総額1万ドル、ハード)は16日にシングルス決勝が行われ、
仁木拓人(日本)は第1シードの
ディ・ウー(中国)に2-6, 4-6で敗れ、準優勝となった。
ノーシードの仁木拓人は今大会、2回戦で第5シードのJ・マリー(フランス)を、準々決勝では第2シードのL・ハン(台湾)の上位シード勢を破ると準決勝でもランキングが上の
竹内研人(日本)を破って勝ち上がったが、決勝では最新世界ランキング215位のウーに合計4度のブレークを許してストレートで敗れ、2011年以来となるフューチャーズ大会での優勝はならなかった。
一方、現在中国男子ナンバーワンのウーは、準決勝で昨年優勝者の
近藤大生(日本)を7-5, 3-6, 6-4で下した試合を除き1セットも落とさずに今年初優勝をあげた。
優勝を決めたウーは「どの試合もタフなものだった。それにとても寒かった。その中で優勝出来てよかった。」と、語った。
ITF男子フューチャーズ大会はこの亜細亜大学を皮切りに4週連続で大学を舞台に行われ、17日から早稲田大学、25日から山梨学院大学、31日から筑波大学で開催される。
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