男子テニスツアーの下部大会であるアディダス・早稲田大学フューチャーズ国際テニストーナメント(東京/東伏見、賞金総額1万ドル、ハード)は22日にダブルス決勝が行われ、第4シードの
片山翔(日本)/
佐藤文平(日本)組が第2シードの
井藤祐一(日本)/
近藤大生(日本)組を6-2, 4-6, [10-6]で下し、大会連覇を達成した。
片山/ 佐藤組は第1セットを攻撃的なプレーでゲームカウント6-2と先取するが、第2セットはペースを持ち直した井藤/ 近藤組にゲームカウント4-6で奪われる。
しかしスーパータイブレークでは3ポイントを連取すると常にポイントをリードして9-4でマッチポイントを迎え、ここから2ポイントを返されるも3度目で勝負を決めた。
決勝戦の片山/佐藤組
片山/ 佐藤の早稲田大学出身ペアは、昨年は早稲田フューチャーズと軽井沢フューチャーズで優勝を飾り、11月の全日本選手権では初優勝をおさめている。
同日に行われたシングルス準決勝では、第2シードの
関口周一(日本)が早稲田大学出身の
吉備雄也(日本)と対戦し、吉備が得意とする速いラリー戦の展開の中でペースを変えるなど主導権を握り6-4, 6-0で下して決勝へ進出。
もう一方の準決勝は、第3シードで全豪オープン3回戦進出の実績をもつ
D・ウドムチョク(タイ)が
江原弘泰(日本)を6-3, 6-3で下し、今大会1セットも落とさずに決勝へ勝ち上がった。
大会最終日の23日は、午前11時よりシングルス決勝が行われる。
ITF男子フューチャーズ大会は4週連続で大学を舞台に行われ、先週の亜細亜大学に続き今週は早稲田大学、25日から山梨学院大学、31日から筑波大学で開催される。
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